【コラム#7】ドクターから情報収集するとき 〜ためらい・抵抗感はないですか?〜
エンジニアの方から「医師と情報交換をするときに抵抗を感じてしまう」という話をよくききます。なぜ抵抗を感じてしまうのでしょうか。大前提として使う用語が全く違う為、コミュニケーションをとるのが大変であるということがあります。
・いきなり難しい用語で説明されてもよくわからない
・逆にアクションを求められる
・先生から「これちょっと調べてもらえる?」と慣れない調査を依頼される
そもそもエンジニアの本職はインタビューをすることではありません。本来の専門のスキルを活かせる分野とは違うところで物凄い時間を使って、慣れない調査をし、先生にインタビューをする。これはなかなか面倒で負担が大きい作業になってしまいます。情報収集をするための準備を何から何まで一人で行うのはとても大変なことです。その為「インタビューの時に誰かに一緒に聞いてもらって、もう少し効率よく進めた方が良いのではないか」と思う方がいらっしゃるようです。
ではなぜエンジニアの方は大変な情報収集という仕事を一人で行っているのでしょうか。会社やプロジェクトチームの中には、医師に話を聞きに行く人がほかにいないという場合があるのです。そうなると当然そのエンジニアの方が担当になり、大変な作業を任され、負担はどんどん増えていきます。
本当はもう少しカジュアルに医師と話せる方が良いのではと思います。
ただ、時代はシビアになっています。利益相反があると「この話しをするとまずいのでは」とか、「これにはリスクがあるよ」という方向に話が進んでいき、情報収集のハードルがより高くなっているのです。
そんな時には専門領域の先生ではない、他の医療者で気軽にきける人に事前に情報をきいておくということがとても有用になります。
弊社にはコンサルタントドクターがいます。コンサルタントドクターは医療従事者のネットワークを繋ぎ、エンジニアの方に事前に、難しい専門用語や医療現場の習慣などをお伝えしています。実際にご利用いただいたエンジニアの方から「医師へのインタビューの際の抵抗感が減り、より効率的に情報収集ができるようになった」というお声を多く頂いております。
もっとカジュアルで抵抗感のない方法で情報収集をしてみませんか?