ある会社の方から「インタビューに同席して、一緒に話を聞いていただきたい」とご依頼をいただいたことがありました。 「この先生、いいな~」と思っている著名なドクターに、ある開発品に対する意見を聞きたいとのことでした。新製品を開発する前に、このようなインタビューを実施するのは大事だし、とてもいいことだと思います。...
「新製品を開発したいのですが、どう進めていいかわからない」との相談を受けることがあります。ところがよくよく聞いてみると、現在の製品の仕様の一部を変更した製品であることが多いんです。これは改良品ということになります。 まだ世の中に普及していない新しい製品を、2番手、3番手として参入するのが新規の(De...
エンジニアの方から「医師と情報交換をするときに抵抗を感じてしまう」という話をよくききます。なぜ抵抗を感じてしまうのでしょうか。大前提として使う用語が全く違う為、コミュニケーションをとるのが大変であるということがあります。 ・いきなり難しい用語で説明されてもよくわからない...
私たちは医療機器等の開発に際して、開発企業から医師へのインタビューのお手伝いをすることが多く、今まで様々な案件に関わってきました。製品を開発する上で医師に話をきくことは大事なことですので、お声掛け頂けることはとても嬉しく思います。 ただ、その際によく感じているのは、何のためにインタビューするのか、結果を何に使うのか、どのように生かすのか、そこを明確にしてからインタビューを開始した方が良いのでは?ということです。...
先日、当社のクライアント様から以下のようなご相談を受けました。 「ある疾患を治療する製品を開発しているのですが、その疾患を持つ一部の患者層だけに限定した調査をしたいんです。」...
先日、あるクライアント様からこのようなお話を聞きました。 「原先生、ご相談なのですが、これまで数年に渡り、ある有名な先生と医療機器を共同開発してきたんです。これから上市、販売というところなのですが、社内で『本当の他の先生もこれで悩んでいるのだろうか、買ってくれるのだろうか』という疑問の声が挙がってきたんです。例えていえば、ニーズのセカンドオピニオンが欲しいんです。」...